三菱重工業株式会社 企業情報

May 04, 2024

プレス情報

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・成形前にPETプリフォームを滅菌し、成形後に再度ボトルを滅菌する2段階滅菌方式で薬品使用量を削減・国内飲料メーカーの海外工場、国内工場に続き3台目の納入、今年3月に運用が開始されました。

無菌充填システム

2023年8月31日 東京、三菱重工業（MHI）グループの三菱重工機械システム株式会社（MHI-MS）は、PETボトル包装容器を滅菌する新型無菌充填システムの納入を完了しました（ボトルとキャップ）を事前に準備し、無菌環境で飲料製品を充填し、キャップをします。 この先進システムは、国内飲料メーカーの製造工場に提供され、今年3月から稼働している。

新しい無菌充填システムは、ボトル成形前にPETプリフォームを滅菌し、成形後にボトルを再度滅菌する2段階滅菌方式を採用しています。 事前の滅菌を行わず、ボトルに充填する際に飲料製品を加熱して容器内面を滅菌するホットフィリングシステムと比較して、無菌充填では飲料の熱履歴が低減されるため、風味が維持されます。室温で充填することで、容器をより薄く、より軽量にすることができます。 また、従来の充填システムモデルと比較して、設置床面積を30％削減し、滅菌剤として使用する過酸化水素（H2O2）の使用量を25％削減するとともに、無菌エアによるリンス工程を採用することで不要な充填システムを実現しました。滅菌水用。 製造プロセスにおける化学薬品と水の使用量が大幅に削減されたことにより、次世代の無菌充填システムとしての普及が促進されることが期待されます。

現在、国内のペットボトル飲料を製造する施設の約8割が無菌充填システムを採用しています。 MHI-MSではこれまでにも従来型のボトル滅菌システムを納入してきました。 この新たな二段階滅菌無菌充填システムについては、MHI-MSはすでに日本の飲料メーカー向けに海外工場と国内施設向けに計2台の二段階滅菌無菌充填システムを納入している。 これは 3 番目のシステムの納入となります。 MHI-MSは、大日本印刷株式会社およびそのグループ会社であるアセプティックシステムズ株式会社と協議の上、本システムを開発し、システムダウンタイムの最小化と発生量の削減を目的として、設置・試験機による実証試験を継続して実施しています。使用される化学物質。

MHI-MSは今後も、次世代無菌充填システムとしての二段階滅菌法の確立に向けて、システムのさらなる改良に向けた研究開発と実証実験を継続し、国内外への幅広いビジネス提案に注力していきます。システムの拡販を目指します。

三菱重工業 (MHI) グループは、エネルギー、スマート インフラストラクチャ、産業機械、航空宇宙、防衛に及ぶ世界有数の産業グループです。 三菱重工グループは、最先端の技術と深い経験を組み合わせて、カーボンニュートラル世界の実現、生活の質の向上、より安全な世界の確保に役立つ革新的な統合ソリューションを提供します。 詳細については、www.mhi.com にアクセスするか、spectra.mhi.com で当社の洞察やストーリーをご覧ください。